流運を見れば、伊藤社長の運勢の流れはとてもいい流れになっています。このことは、伊藤社長に迷いはなかったと考えていいと思います。もちろん人間ですから様々な局面に出会うでしょうが少なくとも、自分の持っている世界を信じて進めることのできる強い運勢があるということです。
リーダーとしての資質は、単に人を指導する命令的な資質があるというだけではリーダーにはなれません。ちゃんとした成果を出せること。それから、人が考えない先まで予想したり、可能性を考えたりと意外性をしっかりと持っていることなどがあります。それに、暗い人はダメです。明るくなければなりません。
そういうことからいうと、伊藤社長はそういう先見性というか長いスパンでものごとをみることができる人で、明るい人であるともいえます。
味の素が今後の100年の計を考えるには、いい人を選んだと思います。
●・・・ひとこと・・・
リーダーである前に人であることとよくいわれます。でも人であることを突き詰めれば、それは自ずとリーダーになれるというものではないでしょうか?
最初から位置があってリーダーとして保証されていいるというのであれば、真のリーダーにはなれません。というよりはそういう人は危機に弱くて、結局は組織を導いていくことはできません。
リーダーは最高と最低を知っていて、引力の母体であるということが必要なのでしょう!
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●自分の滑りでメダル目指す
狩野 亮(かのう・あきら)さん
バンクーバーパラリンピック アルペンスキー代表
1986年北海道生まれ。2008年岩手大学を卒業、エンターテインメント企業のマルハンに入社。