『私は色々な困難も「壁」と思わない性格。「何があっても、それが狩野亮であり、その人生だ」と思うので、常に「何が起きても受け入れる」という姿勢でいます。』
これは、それを受け入れる自信があるからです。また挑戦するという姿勢を常に持っているからです。それが凄いといえます。
こういう世界も運命式の中に見いだすことができます。
こういう人はどんな境遇でも必ず成功を勝ち取ることのできる人だと思います。ただ挑戦するだけではなく、自分がどうすればよいかという智恵と情報の分析力を持っているからです。ただ、あまり自分を気にしすぎるとそれが負担になってしまいます。
オリンピックでの成績如何にかかわらず、その生き方そのものが希望を与えてくれます。
●・・・ひとこと・・・
人の価値は元々無限大の価値を持っています。それを有限にしてしまっているのも自分自身ということです。ただ人は自分を信じられないのです。自分を信じていないことが、自分自身の障害になっています。
実はどんな運命式でも悪い運命式というのはありません。問題はその運命式をどのように運用するかということなのです。
その運用には自分がどんな可能性を持っているかということを正確に知るということが必要になります。
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●「安心」の形さらに進化
前田修司(まえだ・しゅうじ)さん
セコム社長
1952年鹿児島県生まれ。75年早稲田大学理工学部を卒業。81年日本警備保障(現セコム)に入社。長年、研究・開発部門に携わる。44歳で取締役。常務、副社長の任期中には技術開発本部長を務めた。今年1月から現職。 |