★源義經
17 14 27
14 40 26
27 26 39
何故義經を出すのかというと、これは源氏の持つ何かの因縁を感じるからである。頼朝は写経と念仏三昧であったらしいが、残念ながらその心中は悟りとは遠かったようである。
ここで義經の社会的な性格はものごとを決めつけてかかる性格である。具体的にいえば、「〜でなければならない」「〜すべきだ」という思い込みの決めつけた世界から抜けられないということである。それが彼の政治音痴につながる。
確かに自分の決められたテリトリーの中での組織化はできるのだが、大きな観点ではまったく近視眼的になる。結局彼は、頼朝の世界は分からないままに都から追われ放浪の果てに滅ぼされていくことになる。
かわいそうなのだが、これも彼の運命式の招いた結果といえるだろう!その分だけ義經の情念や怨念の世界は強いいえる。このことが源家の悲劇の遠因になるとは誰が想像し得たであろうか?
ここで源義経にかんすることを虹のたよりから引用する。
---------------虹のたよりからの引用------------------------
源義經の運命式をみて、先ず感じることは、これは相当頑固な人だなということなのです。しかも結構細かいところのある人です。
しかし、あれだけの武功を立てた人ですから、義経という人には、人を引きつけるだけの魅力があるに違いありません。そこはどこかというと、本性にあります。人情的で、グループをしっかりとまとめる力があり、しかも明るいのです。そして、自分の考えがしっかりしていて方針も定まっている。仕事はしっかりと成果を出して人に見せることができる。ということになれば、誰でも源義經という人の中に入ってもいいかなと思うようになるでしょう!