(1)聖賢達の考え
私達は誰もが幸福になりたいと思って、また、幸福になれることを信じて生活しています。しかし世の中には幸福を願いながら不幸になっていく人があまりにも多くいます。
何故でしょうか?先祖の家系をたどれば、過去は武士だの、大商人がいたとか、庄屋であったとか、立派な人がいたのに、今現代の私達の家庭は問題が山積み、離婚、浮気、家庭内暴力、いじめ、嫁姑・親子の不和、相続問題などで兄弟の憎しみあい、などなど新聞に載らないだけで、不幸の話にことかくことはありません。
このようにいろいろな問題がおきて家庭が壊れていくのは、仏教では結局悪魔と悪い先祖がいて、その因縁によるというわけです。そしてその因縁は血統を通して受け継がれているというのです。
;ここで、現代の家庭の様々な問題と先祖とのつながりの関係を過去の聖腎達はどのように見ていたのか考えてみましょう。
お釈迦様の教えを通して、真理の基本を学びましたので、ここでは、そのポイント・要点を整理してみたいと思います。
幸福を願って→不幸になっていく、何故でしょうか?
@お釈迦様(BC560年一480年)
6年間出家修養の生活
↓
修行をやめてボダイ樹の下で禅行に入る
↓
悪魔が最愛の妻の姿で現れ誘惑
↓
真理で撃退(降魔の剣)
Aイエス・キリスト(紀元O年一33年)
キリスト教は、姦淫(SEX)を最大の罪とした
↓
罪の原因は蛇(悪魔)の誘惑に女性が負けて
次に男性も誘惑したことから始まる
↓
イエス様も悪魔の3大試練を受ける
↓
イエス様は人間を蛇の子と呼んだ(ヨハネ8:44)
これは蛇とエバが愛情関係を結んだことを意味する
B古事記
イザナギとイザナミの結婚神話
↓
イザナミ(女性)から、性器に関する言葉を男性にかけて(愛情)
失敗をした
↓
やり直してイザナギ(男性)から声をかけて出発する
C日蓮
煩悩の原因
↓
法傍不信(根本的真理・原理に違反すること)
↓
一切衆生魔王の眷属となった
(悪魔と血縁関係を結んだことを意味する)
以上のことから、聖腎達は人類のあらゆる問題の出発点が夫婦の愛情(性的関係)にあったと見ているわけです。しかも夫婦の愛情の問題に悪魔と女性が重要な働きをしていたといっているのです。
愛情:夫婦の出発点に問題→女性が問題をつくった |