家族の問題を、家系図を解く中でその解決方法がわかるー家族と先祖の歴史・家系史ー仏教概説

●仏教概説
(1)お釈迦様の生涯
(2)仏典の内容と法則(概論)
(3)釈尊の説いた宇宙の真理
縁起の法則
輪廻転生
人間の罪・無明・煩悩の原因
人の心と霊界の実相・十界論
真理と修養生活

●家庭崩壊の原因
(1)聖賢達の考え
(2)先祖とのつながり
(3)愛のあり方が根本問題であった
(4)愛は相続の儀式

●心情血統論
(1)因縁と家系と遺伝
(2)愛情の効果(正しい愛情一真実の愛に近い愛情)
(3)人間環境と特異能力の関係
(4)環境が遺伝を生かす

●家庭創造の原則
(1)人の心と霊界の実相、十界論
(2)真理と修養生活の必要性
W親子問題は、母の愛の相続儀式






















































輪廻転生

輪廻転生ということは、人間は死んで生まれ変わり、永遠に生き続けるという事なので
す。そして、輪廻転生することは、苦であり、苦悩に満ちているというのです。この苦悩
より解脱するという事が唯一の私達の到達すべき、悲願であったのです。永遠の生命があ
るということは、一人の人間が過去・現在・未来に渡って生まれ変わって行くという事を
仏教ではいいますが、一人の人間の魂が再生するという意味での転生はありません。これ
は、人間の心の部分についてよく理解しなければわからないことですが、心とは魂であ
り、これを霊魂と呼ぶわけです。肉身は物質から出来ていますから、いずれは土に返っ
ていくわけです。しかし子孫を通して、その肉身は次なる肉身へと生まれ変わっていくの
です。霊魂という人間の魂は永遠だというのです。魂が何故永遠なのかというと、人間
が神仏の子だからです。神様・仏様が永遠であるからその子供が滅びることはあり
ません。また、一人の人間の再生としての転生が何故ないかといえば、もし転生があれば
霊界において魂はすでに創られていなければならず、その数は限定され、人類の無限なる発展と霊界の実相はあわなくなります。また再生の場合は過去の人物その人が再現されなければなりません。そのようなことはありません。また人間は、幸福の為に地上に存在するようになったのでありますから、決して滅びるはずがないのです。
魂は永遠性を持つというのです。ですから魂と体にも因縁があるのだという事です。魂の中心部分を心と呼び、ここが神仏を感じるようになっているのです。また肉身の中心部分は、本能を感じるのです。だから、人間は2つの分野において生きているのです。ところがこれが主体と対象の関係になっているのです。
心が一番で、本能が二番です。ですから本能は心の命令に従わなければならないようになっているのです。だから心は何かというと、これは愛とか真理とかいうものを理解する世界であります。本能は、生理的な愛です。つまり愛を表現する為の生理的な欲望であり、生理による欲望であります。ですから私達が真理を知ることの目的は、魂の成長の為に肉体を使い、地上で生活をする事にあるのです。
そして真理の内容を生活の中で行うことによって人格の形成、つまり生きながらにして浬葉の境地に入るようになるのです。このように魂が成長することによってたとえ肉体は滅んでも永遠の霊の世界において生き続けることになるというのです。生活をするという事の重要さは、この魂の命令を真理に基づいて生活することが地上でしか出来ないという事なのです。
死んでからでは、駄目なのです。死んでからでは魂を成長させる事は出来ないし、魂
が仏陀になる事は出来ないという事なのです。だから地上の生活があるのです。真理の実践の為にあるのです。ところが無明煩悩は、人を生理的要求(食べたい・寝たい・性欲)
という自己中心的な欲望の中に埋もれさせて、神仏の愛とか慈悲とは関係なく生活するようになるのです。そうすると、私の魂はいつまでたっても成長せず、涅槃の世界に入らない
から仏陀にならないのです。
肉欲にのみ走った場合には全然成長しないし、悪い事ばかり行うので、魂が真っ黒になる
のです。幽霊は手や足がなく顔が崩れています。つまり人間ではないというのです。何故
現れてくる先祖が人間の形をしていないのでしょうか?人間としての生活の基準がありな
がら畜生の姿で現れる。そのような霊界しか行けないのです。生きている時しか仏陀にな
れないのです。生きている時が問題だというのです。生きている時に成仏しなければ私達
は、永遠の世界において地獄で生きるようになっているのです。真理に生きないで肉欲の
みで生きた先祖が沢山いるのです。悪い事ばかりをやってきた人達が死んで行く時だけ
戒名をもらいます。これは霊界では通用しません。
戒名の本当の意味は「あなたは神仏の子になりましたよ」ということなのです。便宜上
戒名だけもらって霊界に来て見たらとんでもない世界だったといっても、もう遅いので
す。地獄に落ちた先祖は救われたいのです。だから救われたくて私達の所にやって来る
のです。
そして本人の知らない間に因縁として現れて来るのです。悪い先祖が多くいると、
その人は知らない間に煩悩に捕らわれた生活をしてゆくようになるのです。何故がと言え
ば悪い先祖が救われたいと肉体を求めてやって来るのです。
しかし善なる先祖が多くいると修行の道、真理の道(正しい道理にもとづいた生活)に
行かせようとします。
それらは結局地上の子孫の責任でもあるのです。私の人生なのだから私自身で真理を悟って、真理の実践をしなければ、私自身も地獄に行く様になるのです。これが真の輪廻転生であり、悪霊人達がやってくる輪廻現象なのです。救われたいと思い霊人達やってくることによって起こるのが輪廻転生現象なのです。もし私自身が真理を悟って菩薩道を歩む事によって仏陀になったとするならば、私は先祖から敬われる存在になるし、私は先祖を救った人間になるという事になります。
●家系図のとり方・書き方・見方
1、家系図の書き方
2、家系図の見方

●戦国乱世の家運盛衰

◆武田信玄
武田家・家系の概略
武田家の家系の流れ

◆徳川家康
(1)天下人の系符(徳川家康)
< まとめ>

◆伊達政宗
教育こそ家系存続の要

●家系存続の条件
@結婚のあり方
A夫婦のあり方
B家庭のあり方
<家系存続の原則>

●その他
代表:遠山宣丞のプロフィールと
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●仏教概説
(1)お釈迦様の生涯
(2)仏典の内容と法則(概論)
(3)釈尊の説いた宇宙の真理
縁起の法則
輪廻転生
人間の罪・無明・煩悩の原因
人の心と霊界の実相・十界論
真理と修養生活

●家庭崩壊の原因
(1)聖賢達の考え
(2)先祖とのつながり
(3)愛のあり方が根本問題であった
(4)愛は相続の儀式

●心情血統論
(1)因縁と家系と遺伝
(2)愛情の効果(正しい愛情一真実の愛に近い愛情)
(3)人間環境と特異能力の関係
(4)環境が遺伝を生かす

●家庭創造の原則
(1)人の心と霊界の実相、十界論
(2)真理と修養生活の必要性
W親子問題は、母の愛の相続儀式















 

人間の罪・無明・煩悩の原因

それでは、理想的に真理に生きなければならなかったにもかかわらず理想的になってい
ない原因、つまり無明煩悩はどこからきたのかという事です。人間は何故、無明煩悩に
なったのでしょうか。その原因については、お釈迦様も詳しく語られていませんが、仏典
を調べて行きますと、こういう事が載っています。即ち、無明煩悩の原因は法傍不信であ
るというのです。これは、どういう事かというと、根本的真理に背いた罪によるのだとい
う事です。お釈迦様は悪魔の誘惑を退けて真理を悟られたのです。つまり“悪魔"という
存在があるのだという事です。悪魔がいて、人間を誘惑し無明煩悩に駆り立てて、そして
苦悩の世界に追いやったのだというわけです。日蓮は「一切衆生魔王の眷属」と言われて
います。眷属というのは血縁つまり魔王と血縁関係にあるのが人間なのだということで
す。お釈迦様も「第六天の魔王」があり、渇愛は人間を様々な欲望に駆り立てる見えない
力であり、人間の心の作用ではなく、人間の心に働きかける別の存在であると言っておら
れます。そうすると、これは霊界にあって目には見えない存在であるという事が分かるの
です。そして仏典の中で、悪魔も成道するとありますが、成道することは、悪魔も悪魔で
はなくなるのだという事です。悪魔ではなく元の道に戻るのだという事です。つまり悪魔
は元々は悪魔ではなく、堕落して悪魔になったのだということです。そしてそれが仏に
よって成道するのだという事です。目には見えなくて、人間と血縁関係を持っている者が
第六天の魔王であり、人間の心を支配し人間を無明に落とし入れ、人間に渇愛を起こさ
せ、煩悩の火を灯させるようにして来た何かがあるということです。それは何でしょう
か?聖書の中には、ヨハネ8章44節には「あなた方のお父さんは悪魔だ」とはっきり書
いていますし、マタイ23章33節にはイエスは「蛇よマムシの子よ」と言われていま
す。悪魔の正体が解らない限り、人間の無明煩悩を消し去ることが出来ないのです。出家
修養をしようとしても、それを妨害する悪魔の正体を知らない限り、悪魔を撃退する事が
出来ないのです。だからお釈迦様にも悪魔がつきまとったのであります。そしてお釈迦様
を病死させようとしたのです。お釈迦様の祖国を滅亡に追いやったのも悪魔なのです。お
釈迦様の祖国がコーサラ国に攻められた時には、3度も禅定されたのですが防ぎ切れず、
コーサラ国によって、シャカ族は滅亡してしまったのであります。こういう問題は仏典の
みで解決することが出来ないので、聖書を引用する事で真理、(悪魔が何か)についてよ
り詳しく知ることが出来るのではないかと思います。
どの様な聖句があるかと言いますと、ユダの手紙6-7節に書いてあります。天使たちが神の命令に背いて、淫行に走る事によって彼等が悪魔になったというのです。元々天使と言うように、人間を助ける立場にあるものが悪魔になったという事であります。
 
鞍馬の奥の院に祀られる魔王尊

それが人間を誘惑し煩悩の世界に落とし入れだということを考えて見ますと、その原因は淫行(性の問題、愛の問題)であったというのです。親鷲聖人は真剣になって愛欲の問題に悩んだのです。そしてどうしても解決することが出来ないのだと悟って妻帯し、そして真理
の道を極め尽くそうとされたのです。同じ様な事はキリスト教においても言えます。ローマ
カトリックの神父達は厳しい淀の中で生きてきたけれども、ルターによる宗教改革によっ
て妻帯をして行くようになったのです。それまではローマ法王によって生きた彼らですが、
聖書・真理によって生きることが罪の解決になるという結論だったのです。人間の罪と
いう問題を親鷲は愛欲という次元まで掘り下げたわけですが、それが何故人間にとって
一番重要な問題なのかが分からなかったのです。聖書によれば何かが堕落し悪魔にな
り、人間の心を支配したという事、そしてそれは天使でありまた愛欲が原因となって血縁
関係を結んだという事が分かるのです。今まで私達は悪魔の正体が何であるかが分から
なかったのです。それは人間の責任において、天使を治めなければならないにもかかわ
らず、天使によって人間が堕落させられ、神仏と関係ない立場になって無明煩悩に落ち
たのです。だから愛の問題を解決しない限りにおいて悪魔を退けて行くことができない
のです。神仏と関係がなくなって、悪魔が人間を支配するようになった為、これを逆転
する必要があります。人間が主人となって悪魔を善の天使に変えて支配しなければなり
ません。
その為には、私達は真理に基づいて行動し、涅槃の境地に至って、完全に悪魔を克服して行かなければなりません。そうすれば釈迦が嘆いた様な“苦"はこの地上から欠くなる
と思います。苦海を今日まで築いて来てしまった根本原因を知り真理を取り戻さない限
り、サタンを撃退する事が出来ないのです。出来なければ、私達はいつも沸き起こって来
る煩悩の虜となって愛欲の世界で野垂れ死にするようになってしまうのです。釈迦が
出家修養の生活を六年する事によって真理を得た様に我々も真理を学ばなければ永遠
の幸福に至る道はないと言えるのです。

仏教概説 家庭崩壊の原因 心情血統論 家庭創造の原則
(1)お釈迦様の生涯 (1)聖賢達の考え (1)因縁と家系と遺伝 (1)人の心と霊界の実相、十界論
(2)仏典の内容と法則(概論) (2)先祖とのつながり (2)愛情の効果(正しい愛情一真実の愛に近い愛情) (2)真理と修養生活の必要性
(3)釈尊の説いた宇宙の真理 (3)愛のあり方が根本問題であった (3)人間環境と特異能力の関係 W親子問題は、母の愛の相続儀式
縁起の法則 (4)愛は相続の儀式 (4)環境が遺伝を生かす @揺れる女性の愛
輪廻転生     A女性の使命は、真実の愛の相続者をたてること
人間の罪・無明・煩悩の原因     B子供教育の基本
人の心と霊界の実相・十界論     X兄弟の一致
真理と修養生活      

家系図のとり方 戦国乱世の家運盛衰 戦国乱世の家運盛衰 家系存続の条件
1、家系図の書き方 武田家・家系の概略 伊達政宗
教育こそ家系存続の要
@結婚のあり方
2、家系図の見方 武田家の家系の流れ < まとめ>.相続の条件 A夫婦のあり方
B夫婦で修養の生活  (1)天下人の系符(徳川家康)   B家庭のあり方
(道徳生活基盤確立) @道徳生活(女性)
< 華陽院の願い>
  <嫁と姑、舅との関係>
C女性がその使命に失敗し、基盤ができなかった場合 A修養生活(女性)
< 華陽院の願いを相続した於大>
  <親と子の関係>
D相対圏にたつ男性の家系 B道徳生活(夫婦)   <創世記要約のポイント>
  < 二代目秀忠>   <家系存続の原則>
  < まとめ>    
       
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