家族の問題を、家系図を解く中でその解決方法がわかるー家族と先祖の歴史・家系史ー家系の存続条件

●仏教概説
(1)お釈迦様の生涯
(2)仏典の内容と法則(概論)
(3)釈尊の説いた宇宙の真理
縁起の法則
輪廻転生
人間の罪・無明・煩悩の原因
人の心と霊界の実相・十界論
真理と修養生活

●家庭崩壊の原因
(1)聖賢達の考え
(2)先祖とのつながり
(3)愛のあり方が根本問題であった
(4)愛は相続の儀式

●心情血統論
(1)因縁と家系と遺伝
(2)愛情の効果(正しい愛情一真実の愛に近い愛情)
(3)人間環境と特異能力の関係
(4)環境が遺伝を生かす

●家庭創造の原則
(1)人の心と霊界の実相、十界論
(2)真理と修養生活の必要性
W親子問題は、母の愛の相続儀式







































































 

<家系存続の原則>
1.子供を産むとき、親は神仏の立場であり、周囲は全て、これを助ける天使界となる。(受
胎から誕生までの全期間を通して)

2.子が誕生した時、その子は、神仏の子であるから、自分の子と考えてはならない、そし
て、子が誕生した時から親は神仏の位置から天使の位置へと変化するのである。
従って、ここに宗教的儀式が必要となる。これは、産まれた子を神仏の子として奉献するのである。このような儀式を通して、子が神仏の子であるということを周囲に認知させ、か
つ、産んだ親はその時より、天使の位置へと内容が大きく変化するのである。

3.子が誕生した後は、親は天使として、幼年期なりに、少年期なりに、青年期なりに、
子に対して必要な知、情、意のバランスよい教育をしなければならない。この時、親は天
使の位置であり、子は神仏の子として、主人の位置にあるのであるから、親はあくまで子の助け手にすぎないのである。
子は、神仏の子として成長しなければならないのですから、その為には、天使より教育を受けなければならない。教育を受けなければ成長できないのですから、天使を拒否する者
は、神仏の子として教育を受け成長することを自身で拒否したのと同じである。
この時、助け手として天使は、どのような教育ポイントを持たねばならないのか
@子供の主体性を育てる。
A戒をしっかりと教える。(戒とは宇宙の原理原則)
B自由意志、自由判断を尊重する。
C自由意志、自由判断に対して、結果責任をとらせる。
@知情意教育を行う。これは、情が成長する為の知情意教育が必要である。

4.天使が子に直接関与できるのは少年期までである。(思春期の14,15才)何故な
らば、人間が蛇にだまされて、堕落し、神よりエデンを追放されたのが、無花果に象徴さ
れているからである。即ち、花の期間がなく、果が実るのであるから聖書では、この時期
に天使が問題で蛇となって、人間をダメにしたとありますから、天使の役割を持っている
親がダメで蛇と同じようになれば、まちがいなく子は、ダメになり、エデンから追放され
るようになり、人以下になってしまうのである。
従って、天使なる親は、蛇にならないで、子を正しく導き(原則を守って)花の期間を巣
立ちさせてやるのが、天使としての助け手の道である。
その昔、神は堕落したアダムとエバをエデンから追放するとき、皮の着物をつくってエデ
ンを去らせた。今また、天使なる親は、巣立ちをする子の為に、あらゆる準備を惜しんで
はならないのである。
これらの準備は、神仏の子として主体性をそこなうことはなく、間接的な助け手となるので
ある。

5.こうして、神仏より授かった子供が親を天使としてではなく、親として理解できるようになった時、親子が通じ、一体となり、歴史的な親子の出会いが成就するのである。
この時より、親は天使の位置から、神仏の位置へとかえっているのである。こうして、親子
は共に語り合い、理解し合い、事情、心情を共有できる真の親子となるのである。

6.ここで忘れてならないのは、神仏より授かった子供の誕生日である。
この日を記念してプレゼントなどが与えられるが、最も重要なことは、子が成長する中で、
天使なる位置にある親が、この日だけは、神仏の位置にかえる時なのである。従って、
自分の原点を忘れぬ為に、子供の誕生日を祝うことは必要であるが、この日だけは、
子は親に向かって神仏に対するように尊敬し、感謝しなければならないのである。

7.まとめ→原則の説明が長くなり、わかりにくいので、簡単に要約してみた。
@子供は、自分の子ではなく、神仏からお預りし、自分が責任をもって育てている。
時が来れば神仏にお返ししなければならないという意識。
A主体性教育→子供の主体性を如何に引き出すかという知恵が必要。
B溺愛しない。物は簡単に与えない。親が先はしりして決めない。
C責任をとらせる教育。
D善悪をはっきりさせる教育。
E自分の感情を子供にぶつけない教育。
F子供を自分の道具にしない教育。
G子供に考えさせて、自分で実行する教育。
H環境整備は親の責任で行う。
I 神仏と先祖の前で躾をする教育。

 
今まで、親子の関係について、話しを進めてきましたが、親子を結んでいるものは何か?
親子をつなげているものは何かということであります。
これをはっきりさせないと、人間の真の救いはやってこないのです。何故ならば、聖書に
よれば、人間の堕落と罪の始まりは、親を喪失し、親から離れてしまったからなのです。
よく親子のつながりを決めるのに、血統ということばが使われます。“血は水よりも濃い"
というように、血のつながりの強さを表しています。
血統とは、血液のつながりでしょうか。しかし、両親から生まれ出る子供達は、いろいろ
な血液型の子供が生まれます。両親とまったく同じというわけではないのです。
もうひとつ矛盾があります。夫婦の絆と親子の絆です。どちらの絆が強いのでしょうか。
夫婦は血のつながりのない他人がきずなを結んでいます。一方親子は血のつながりのある絆の関係です。夫婦も親子もその質こそ異なっても、その絆の強さに優劣をつけがたいものがあります。
このように見てまいりますと、血のつながりだけが、きずなの強さという基準ではないよ
うに思えます。周囲を見渡せば、いろいろな絆があります。
友情、目的を同じくした同士、恋愛、仲間意識、いろいろあります。
社会の中には、血縁社会と地域社会があります。周囲が信用できない混乱し仁社会では、確かなつながりを求めて、血縁社会ができあがり、世の中が平和になってくると地域社会が力を持ってきます。
このように人のつながりは、血統というものが全てを規制しているのではないことがわか
ります。それでは血統とは何でしょうか。現代では人間を遺伝子のつながりでその関係を
知ることができます。血統とは遺伝子のことなのでしょうか。
このように考えてまいりますと、私達の頭は混乱してきますので、これを整理して孝之て
みることにします。夫婦と親子の関係の中から、その答えを探すことができると思いま
す。
●家系図のとり方・書き方・見方
1、家系図の書き方
2、家系図の見方

●戦国乱世の家運盛衰

◆武田信玄
武田家・家系の概略
武田家の家系の流れ

◆徳川家康
(1)天下人の系符(徳川家康)
< まとめ>

◆伊達政宗
教育こそ家系存続の要

●家系存続の条件
@結婚のあり方
A夫婦のあり方
B家庭のあり方
<家系存続の原則>

●その他
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1.夫婦は、性を中心として結びつき、この関係は、壊れる場合もありますが、何よりも
強き関係を長い年月にわたって維持しつづけることができます。

2.親子は、直接の血縁関係でありながら、そのつながりは、非常に強いように見えて、
実は互いに理解することに大きなへだたりがあることも事実であります。また、ある時期
より親子は独立した関係になり、その結びつきは、より複雑になります。このことは、同
じ血縁関係にある兄弟姉妹にもいえます。

3.図に示すように、夫婦は他人ですが、愛によってひとつになり、この愛がある限り強いき
ずなで結ばれています。そして、この愛によって生命が誕生し、子供となるのです。即
ち、愛@から生命Aが誕生したのです。変なくして、生命はあり得ないのです。夫婦が原
因で子が生まれました。夫婦の愛があって子の生命が誕生したのですから、次のような原
則が誕生するのです。

愛が中心であり、生命より愛が大切となり、愛が出発点となるのです。

4.このように見てまいりますと、子は、父と母より遺伝的要素を受けついでいるもの
の、この遺伝的な要素を受けついでいるというだけで、親子という特殊な関係が生じるか
というと、これは生じないのです。
俗にいう血すじというだけで、親子という特殊な関係は生じないのです。遺伝的要素を受
けついだだけでは、親子になれないのです。

5.子の生命が育まれる為には、愛が必要です。即ち、父子の愛、母子の愛がなければ、
子の生命は育つことができないのです。
このような原則から見ると、親子であるという為には、単に遺伝的な要素を受けついでい
るというだけでなく、父子の愛、母子の愛がなければ正しく、親子であるとはいえないの
です。もし、父子の愛がなく、母子の愛のみであれば、母と子は親子であっても、父と子
は親子ではないことになります。その反対もあります。父親のいない家庭であっても、母
が父のことを子に証をし、父の内容を子に伝えていれば、そこには、父子の愛が生じてい
るといえます。

6.愛こそ、夫婦を決定し、親子を決定するものであるとすれば、親子の愛とは如何なる
愛なのでしょうか。夫婦の愛があって、子の生命が誕生し、父子の愛、母子の愛を与える
ことができるのですから、親子の愛とは次のような関係になるのだと思います。

夫婦の愛のレベルがあって、親子の愛が流れていくようになるのです。従って、夫婦仲が
悪く、憎しみあっていれば、当然親子の愛は流れなくなり、憎しみが流れるようになり、
もはや、親子ではなくなるのです。

7.結論を申し上げるならば、“血統とは、その本質は愛である"ということなのです。
愛なくして、夫婦になり得ず、愛なくして親子にはなり得ないのです。愛こそ血統なので
す。

そして、この愛を動機として、夫と妻、親子の間で行われる交流しようとする心の力とそ
の状態を心情といいます。従って、血統は心情によって受けつがれていくようになるので
す。

8.私達は今こそ、真の親子の関係を築かねばならないと思います。
そこで、疑問に思うことは、それでは、どうしたら、よき夫婦愛を築くことができるだろ
うかということなのです。この夫婦愛がよくないと、正しい親子愛が生じないのですか
ら、夫婦愛は一番重要な問題になってきます。

9.夫婦愛を考えるならば、当然結婚する男性の心の世界、どのような愛と人格を持って
いるかが問題になります。同様に女性もそうです。
男性と女性の家庭環境が問題になり、それぞれの心の世界、信仰、価値観が問題となるのです。
自分自身を正しくみつめれるようになってこそ、人生において、結婚の意味、自分が何を
しなければならないかを、しっかりと理解できるようになるでしょう。そういう意味で家
系図をひもとくことは、自分の人生にとって重要な意味を持つことになります。宇宙の真
理、人間の秘密を知らなければ、正しい血統を残すことができません。もう一度、自己の
再チェックをしてみましょう!

 
〈砥園精舎の鐘の声、諸行無常のひ“きあり。>

言うまでもなく『平家物語』の冒頭の一節です。そのリズミカルな文章の魅惑に感動さ
せられたのは、高校の生徒のときでした。どこか人生の空しさを感じさせる一節の中に、
宇宙の真理が隠されていたとは知る曲もありませんでした。
世の中は宇宙の法則により秩序正しく動いています。一日24時間にしても、朝、昼、
夜、朝と循環し、1年にしても冬、春、夏、秋と循環しています。きのうの朝ときょう
の朝は違うように、絶えず変化を繰り返しながら発展していると考えられます。
このような法則の中で私たちの社会は、それぞれ違う人間でできていて、その一人ひと
りが出会って、さまざまな関係をつくりながら共生しています。
「自然」は、もともとすべてが一体化し、調和しているので無理がありません。人間も
自然の摂理にあった生き方を学び生活態度を変える努力をするならば、自然に無理のない生き方ができるようになります。(by ご協力頂いた清水真史さん)

ここに至るまで、よく我慢してお読み頂いたことを感謝致します。
とりあえずここまで!
仏教概説 家庭崩壊の原因 心情血統論 家庭創造の原則
(1)お釈迦様の生涯 (1)聖賢達の考え (1)因縁と家系と遺伝 (1)人の心と霊界の実相、十界論
(2)仏典の内容と法則(概論) (2)先祖とのつながり (2)愛情の効果(正しい愛情一真実の愛に近い愛情) (2)真理と修養生活の必要性
(3)釈尊の説いた宇宙の真理 (3)愛のあり方が根本問題であった (3)人間環境と特異能力の関係 W親子問題は、母の愛の相続儀式
縁起の法則 (4)愛は相続の儀式 (4)環境が遺伝を生かす @揺れる女性の愛
輪廻転生     A女性の使命は、真実の愛の相続者をたてること
人間の罪・無明・煩悩の原因     B子供教育の基本
人の心と霊界の実相・十界論     X兄弟の一致
真理と修養生活      

家系図のとり方 戦国乱世の家運盛衰 戦国乱世の家運盛衰 家系存続の条件
1、家系図の書き方 武田家・家系の概略 伊達政宗
教育こそ家系存続の要
@結婚のあり方
2、家系図の見方 武田家の家系の流れ < まとめ>.相続の条件 A夫婦のあり方
B夫婦で修養の生活  (1)天下人の系符(徳川家康)   B家庭のあり方
(道徳生活基盤確立) @道徳生活(女性)
< 華陽院の願い>
  <嫁と姑、舅との関係>
C女性がその使命に失敗し、基盤ができなかった場合 A修養生活(女性)
< 華陽院の願いを相続した於大>
  <親と子の関係>
D相対圏にたつ男性の家系 B道徳生活(夫婦)   <創世記要約のポイント>
  < 二代目秀忠>   <家系存続の原則>
  < まとめ>    
       
代表:遠山宣丞のプロフィールと「家系図(家系史)ネット」始まり物語 「家系図(家系史)ネット」学習プログラム
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家族の問題を、家系図を解く中でその解決方法がわかるー家族と先祖の歴史・家系史
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